日本で評判のいいアニメ映画、「聲の形」がメキシコでも公開されています。
チコさんがどこかで聞きつけてきたので、我が家も5人で行ってみることにしました。
cinepolis系列で公開しています。
ホームページで検索し、字幕版かつ近そうなcinepolis DIANAに行ってみます。20分前ぐらいに映画館についたのですが・・・
↓売り切れ(agotada)です!ちきしょー!そんなに人気とは・・・。
↓このSUB(字幕)ってのが、日本語音声&スペイン語字幕です。
まあ週末だけの公開で、館数も少ないというのもあるかも。
↓階段が聲の形仕様になってました。
チコさんがめげずに他の館を探すと、北方にわずかに空席有り!とりあえずウェブ予約で席を抑えつつ行ってみました。
目指す先はここだ!上映開始まであと30分!
Perifericoを北にひた走り、何とか5分前に到着してチケットをゲットしました。
館内は満席。我々は最前列の端っこ(涙)。まあ贅沢は言えません。ちなみに日本人は我々以外にはいませんでした。
映画自体は、私はかなり好きでした。ストーリーに少々強引なところもありましたが、絵がものすごくきれいで、登場人物の心理描写が細かい。それぞれの場面がものすごく丁寧に作られているのがわかります。
チコさんは「ま、好き嫌いが分かれそうだね。私はあんまりかも」。チコさんの評価は基本厳しいのです・・・。
5年生のリンは「面白かった」。終わった後は結構神妙な面持ちで、考えるところがあったようです。
1年生のレムは深いところはもちろんわからないけど、主人公の恋愛模様が気になった様子。最近興味あるんですよね、恋愛に。早いでしょ・・・。
年中のビータは、物語のお笑い担当、長塚君が出てくるたびに周りのメキシコ人と一緒に大爆笑!長塚君のおかげで2時間超しっかり見ていてくれました。
しかしメキシコの皆さんはよく笑いますよね。ちょっとしたユーモアで大笑い。最初から笑いたくて笑いたくて仕方なく、笑うチャンスを常にうかがっている感じがします。
それに比べると多くの日本人は(私もですが)、「本当に面白いこと以外は笑わないぞっ。」というプライドがあるような。
どっちがいいとかではないんですが、さすが幸福度調査上位の常連国、と妙に感心してしまいました。